キャプテン・プレイボール ちばあきお著
★ストーリー★
野球の名門校、青葉学院から(野球では無名の)墨谷二中に転校してきた谷口タカオ。周りから期待され、ついにはキャプテンに抜擢されるが実は彼は青葉学院では二軍の補欠だったのです。そんな彼と墨谷二中の奮闘記。
プレイボールは高校生になった谷口クンのお話。

高校野球で思い出しました。もうこれは名作です。
たぶんココに来て頂いてる方でこの漫画を御存知の方は少ない、いや、いないかも知れませんが。
私の兄が野球少年だったのでウチにこのマンガがあって、私も小さい頃から愛読してました。
この作者のちばあきおさんのお兄さんが有名な「あしたのジョー」など手掛けてる、ちばてつやさんです。
昭和40年代って色んなスポーツ漫画がありましたが、
まぁ、私もそんなには読んでないので大きな事は言えないですが結構主人公って
そのスポーツに関して天才的なトコロがあったりするのが多いように思うのですが、これは違います。
因みに他に好きなスポーツ漫画を挙げるならば「がんばれ元気」、「遥かなる甲子園」かなぁ。
他にオススメあったら是非とも教えて頂きたいです。
この主人公の谷口クンは努力の人なんです。自分もコツコツ頑張るし、そんな背中を見て周りも頑張る、
更には一緒に悩み、どういう風にすればいいのか皆で話し合う、
こういう人が上司だったらいいなぁ〜って思います。谷口クンはきっと社会人になっても上からも可愛がられて
部下からも慕われるスゴイ人になってると思います。
もしかしたら「プロジェクトX」でとりあげられるようなスゴイ人になってる可能性大です。
そう、この漫画は野球を通した人間ドラマだなぁ〜って思うんです。
キャプテンとしての立場、責任、考えさせられます。
なので実は仕事してる頃なんて結構この漫画を励みにしてた事もありました。
(気まぐれ的だけど…^^;)
さらに私がお気に入りだったのは谷口クンの住む下町長屋の風情がたまらなく好きでした。
漫画から察するに谷口クンの家は2K、しかも台所は土間、さらに渡り廊下が長くある、
簡単な私の想像図を↓に描いてみました。シンプルイズベストな部屋です。
「キャプテン」という漫画は谷口クンの采配ぶりで終わるのではなく、
墨谷二中の野球部のその後も追って行きます。
谷口クンの後に続くキャプテンは丸井。彼も天才肌ではなく、逆にとってもぶきっちょな人。
でもその分努力は惜しまない。でも彼はちょっとでしゃばりすぎちゃうトコロがたまにキズ。
その後のキャプテンはイガラシくん。彼は天才肌。
1年生の頃から野球部のなくてはならぬ存在として活躍します。
実力があるばっかりに上からはかなり生意気に映りますが、冷静に見極める力もあって
キャプテンとして素晴らしい仕事をします。
因みに彼の家は中華料理屋さん。なので実は料理も上手。
イガラシくんの次は近藤、このイガラシくんの選択に私は甚だ納得がいかないのですが。
三国志でいう所の劉備の息子、といった感じ。わからない方にはとことんわかりにくい例えですね。
そうだ、料理で思い出した。よく墨谷二中の野球部は学校の体育館で合宿をするのですが、
その様子もなかなかリアルで楽しいのです。
丸井が皆の為にカレーを作ったり、イガラシくんがラーメン作ったり、中学生なのに皆しっかりしてます。
そして肝心の野球ですが繰り広げる試合展開もドラマチックです。
墨谷二中も、そして谷口クンが進む墨谷高校もだいたいいつも部員がギリギリなので
皆がレギュラー、フル稼動って感じで試合が終わる頃には皆泥だらけ。
ケガも絶えません。でもいつでも皆ガムシャラです。たまんないです。
もちろんダッディもこの漫画は大好き。でもやっぱり私とは見方が若干違います。
やっぱりダッディは当たり前に野球メインで見てて(皆そうだと思うけど…)試合のシーンが好きだそうです。
私は上で散々言ってるけど試合よりも普段の生活ぶりや、合宿の模様、人間模様が大好きです。
キャプテンぶりではダッディはイガラシ派、私は俄然谷口クン派です。
ダラダラ長くなっちゃってゴメンナサイ〜!!
結局谷口クンは甲子園に行けぬまま終わってしまったけど、その後きっと甲子園で活躍したに違いない、
と信じたいです。
(2004.8)

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