嫌われ松子の一生(2006/日本)
監督:中島哲也
出演:中谷美紀 瑛太 伊勢谷友介 

★ストーリー★
ある時、川尻笙(瑛太)の元に叔母の遺骨を持った笙の父親が現れ、福岡に帰らなくてはならない父に代わって
叔母の家の片付けを頼まれる笙。
そこで会わずにいた叔母、川尻松子という人間を辿ってみるとそれは壮絶な人生だったのだ…

去年、ダッディと久しぶりに映画館で観た作品です。
(この時の事、そしてこの時も似たような感想言ってますが…column6/5参照)
久しぶりに「DVD買いたい!!」と思う作品に出会いました。そして先日入手しました。
まだ買って一週間も経ってないけど何度も観ています。
何でも特典になっているスタッフさんたちのコメンタリーバージョンまで観ました。
(本編を流しながら、スタッフさんたちが『この時はこーだった、あーだった』そんな事を語ってる)
正直、決して明るい作品ではないから堂々と「すっごく好き!!この映画!!」って言ってのけるのは
小心者の私としては気が引ける部分もあるはあるんだけど、好きなんだよねぇ。
映画「グレイス・オブ・マイ・ハート」でも話してるけど、基本的に女性の半生ものに弱いです。
それがフィクションでもね。まぁ、もちろんそれがあまりにも「嘘くさぁ〜」ってモノだったらアレだけど。
(アレって??)
この原作は読んだ事ないけど、きっと読まないと思います。
何でもすごく暗いとか。確かに映画ではこの暗い松子の人生をミュージカルに、
しかもエンターテイメント性溢れた作品にしちゃってるけど、根底に流れる軸はすっごく暗い。
20代前半の私だったら張り切って読んでると思うけど(そういう暗くてディープな作品を好んで読んだり観たりしていた)
今はそういう元気はない。(爆)
その暗い軸を明るくポップに持ってきてるトコがまたツボだった。
どれもこれもたまらない。キャストもだし、ファッションもだし、インテリアも、小物も、そして音楽も。
中谷美紀ちゃんが美しい。時々見せるヘン顔以外は。
どうでもいいけど松子の命日はひまわりさんが生まれるちょうど1年前だった。
なんだか惜しい。(ホントにどうでもいいね、コレ)
私が好きなシーンは劇団ひとりとのトコで「ハッピーウエンズデー」を唄ってるくだりが好き。
やっぱりあのインテリアがサイコーに可愛い。松子の生家のふすまの柄もすごく好き。
季節によって花が咲いたり葉っぱがついたりするのも可愛い。
あとやはり刑務所のシーンもカッコいい。
その前の荒川良々とのくだりもなんだか好き。う〜ん、やっぱりどれもいいなぁ☆
伊勢谷友介って確か広末さんの旦那さんだよね??って思ってたら違ってた。
モデル出身だけあってカッコよかった。ハマリ役だった。

普通ここまでゴテゴテに飾り立てたりしたら「くどい」って思うんだけど、ちっともそう思わない。
すごくオーバーだったりするんだけど、嫌味じゃない。クセのあるキャスティングもちっとも気にならない。
そこがまたすごく魅力だと思う。
この監督さん以外の人が撮ったらすごくつまらないものになってたと思う。
間違ってもオリバーストーンなんかが撮ったらいけない作品。(参考作品『ナチュラルボーンキラーズ』)
←なんだってジュリエットルイスもこんな作品に出ちゃったんだろう、って悲しく思った作品。
当時は破滅型恋愛モノが多かったよね。クリスチャン・スレーターの「トゥルー・ロマンス」はすごく好きだった。
懐かしいなぁ。っていつもながら話しが逸れてしまったけれど。

でもつくづく最近私の中で洋画離れが進んでいる。どんな作品があるのか知らないっていうのもあるけれど
スクリーンで観たい、って思える作品(アメリカ映画でね)に出会えないのが何だかさみしいなぁ。
(2007.1)

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