わたせせいぞう著
favoriteのトップではさも本=小説が大好きな素振り見せちゃってるけど
ここに出て来るのはマンガばっかり。小説なんて最初の「天北原野」だけって
事に今さらながら最近気付いちゃった私。
近頃めっきり読んでないんですよねーっ(大汗)
sanaeさんのサイトで「鎌倉紀行」が載ってるのを見てこれを思い出しました。
秘かに「鎌倉に住んでみたい」って思うくらい鎌倉が好きなのに実は鎌倉って数えるくらいしか行った事がない。
これも先日気付きました。(すっごいにぶちんかも)
でもそのクセ何故か豊島屋の鳩サブレは食べる機会は多いんですよね。
鎌倉=豊島屋鳩サブレってイメージも強いですよね。
でも何でこんなにも鎌倉が好きなんだろう、って思ったらこのマンガの影響が大きい事に気付きました。
わたせせいぞうさん、って聞くと思い浮かぶのかバブリー時代、
そして80年代を思い出す「ハートカクテル」が代表作です。
このハートカクテルは私には何とも「気取った世界」って感じがして距離を感じてたけど
(でもしっかりちゃっかり読んでる)
この作品でわたせせいぞうさんに対する思いはガラっと変わりました。
それまで彼独特の描写がなかなか馴染めなかったけど、逆に着物の柄の細かさや
細かい所にまでこだわった描き方にすっかり参ってしまいました。
(この著者のすっごい几帳面な性格がうかがえます)
舞台は鎌倉。築年数の古い木造家屋に(この時点でぐっとくる)住む大学助教授の富田耕平と
その妻の菜(さい)の暮らしぶりを描いた作品です。
この菜という女性は母の形見の着物を着てます。
この影響で私は着物に目覚め、一時着付け教室に通った程です。
でもそこの着付け教室は毎週何かにつけ「○○代をちょうだいします」とか言って
毎週のように1万円が飛んでいくので私のお財布が悲鳴をあげてしまい通うのを辞めてしまいました。
とかく習い事の類いって営利目的優先型が多いのが残念でなりません。
もうちょっと学びたい気持ちの芽を摘み取らないような教室が増えて欲しいものです。
話が逸れてしまいました(いつもながら)。菜の見どころとして四季折々の料理が出て来ます。
植物を愛でる気持ちも溢れてます。わたせせいぞうの長けてる知識に唸りたくなります。
とにかく素敵な夫婦です。
菜の妻としての仕事っぷりは完璧すぎて見てて「そこまで出来る訳ないじゃん!」
ってたまにボヤきたくなるけどでも少しでも近付けたらいいなぁ、って思います。
さらに言わせてもらうとマンガのくせにサイズが大きい!!
たぶん今となっては文庫本サイズで出てるかもしれないけど私が持ってるのは雑誌と同じくらいの大きさ。
(A4くらい??)そんな事ボヤくな、ってくらいくだらない事だけど。
またまた話が逸れてしまいましたが、そんな富田夫婦をとりまく人間模様も
なかなかドロドロしてたりするのですが
翻弄されながらも2人でしっかり軌道修整しながら乗り越えて行く姿は憧れてやみません。
実は妊娠した時、名前の候補に「菜」も入れてたのですが、
もちろんこのマンガの影響もあるけど菜の花のようにしっかり根を張って、
地に足のついた人間になって且つかわいい花をつけるような温かみのある人に、
そんな思いを込めてたのですがどうも画数がイマイチっぽくて却下にしました。
春になったら鎌倉に行ってみよう♪(まだまだ先だけど)
それまでに鎌倉についてもっと調べてみたいと思いました。
(2004.11)

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